Jutland半島の西にあるHenneというエリアに数日滞在している間、デンマーク最古の街、リーベ(Ribe)へ行ってきました。Henneからは車で1時間くらい。コペンハーゲンからだと車で3時間半ほど西に走ります。
ここはデンマーク最古の街と言われているそうで、その歴史は8世紀まで遡るそうです。
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街の端まで数十分あれば歩けてしまうほどの、小さな街。観光客がとても多いのはその街並に立つ1つ1つの建物がとても古くそして可愛らしい雰囲気だからなんだと思います。オーデンセにあるアンデルセン博物館の周りの、可愛らしい家が街全体にある感じ。そして、今も普通にここに人が暮らしているそうです。
まずはランチから。
リーベ大聖堂の目の前にあるカフェでランチ。下の写真がリーベ大聖堂。裏から見たところですね。右側の四角い建物に、ランチ後に登りました。
ランチはSildプレート。Sild(シル)はにしんのことで、デンマークでよく食べられてます。特にオープンサンド(=スモーブロー = Smørbrød)で食べることが多いかな。よく見かけるのは甘酢漬けのSild。このプレートでは3種類のSildがあって、2種類は酢漬け、1種類は酢漬けのものをさらにフライにしたものでした。どれも紫玉葱+カレー味のタルタルソースといいコンビネーションで、ライ麦パンと一緒にいただきます。
彼のオーダーはFiskfilet。白身魚のフライです。これもデンマークの定番料理。単体でも、オープンサンドでもよく登場します。
カフェは11:30からランチスタートだったみたいで、私たちが一番のり。ゆっくりとランタイムの後は、いよいよリーベの街を散策。
リーベ大聖堂の目の前にあるこの建物。遠くから見ると、「HOTEL」としかわからないのですが、
この建物、昔は刑務所だったそうです。黒丸の中には「Den Gamle Arrest(=古い刑務所)」の文字。
街のど真ん中に位置するこの場所に刑務所があった、ということに少し驚きだったんですが、「悪いことしたらこうなるよ」という見せしめのため?ということでした。
続いて大聖堂へ。この日はお天気がとてもよくて、青空と教会のコントラストも綺麗!
まずは教会の中へ。普通に人々が集まる教会としても使われているみたいですが、観光客も大勢いました。まさに観光と生活が共存している、っていう感じ。
次に見晴し塔へ。リーベの街並を一望できます。
リーベは、コウノトリが訪れる街としても有名だそうで、夏は建物の屋根にコウノトリの巣が見えるようなのですが、残念ながら今回はまったく見えず^^;
タワーからおりて、街の中を散策。家が1件1件カラフルでとっても可愛らしい!ここに人が住んでるということを、忘れてしまうくらいです。
お決まりの地ビール。Ribeのビールが4種類と近くのFanøという島の地ビールが置いてました。デンマークは本当に地ビールが豊富。もちろん大手のカールスバーグやTuborgも種類が豊富。ビール好きにはたまりません(^〜^*)2本お買い上げで持ち帰ったもののまだ飲んでいないので、どんなテイストなのか楽しみです♪
観光客が大勢いる目抜き通りから1本脇道にそれると、こんな静かなお庭もありました。
滞在したのは4時間ほどでしたが、とっても可愛らしい街、リーベでした!