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2014-04-27

デンマーク語で「風立ちぬ」

デンマーク語のタイトルは "Når vinden rejser sig"

コペンハーゲン市内で「風立ちぬ」を上映していて、先週見に行ってきました。日本での公開からは半年以上遅れているけど、こっちにいても観れるのは嬉しい!

デンマーク語タイトルは Når vinden rejser sig

表現が秀逸だなと思いました。「風立ちぬ」っていう言葉そのものと、その後ろにある雰囲気やイメージがちゃんと反映されてるんだなと思って。

というのも、わたし、映画を観る前に彼と「風立ちぬ」ってどういう意味なのか話していたんだけど、いまいちはっきりと説明できなくて。

「風が立つ」って「風が吹く」っていう意味だけど、ただ吹くだけじゃないしね。そして「ぬ」って否定形だよね、でも「風が吹かない」とイコールじゃないんだよね、だって「風立たぬ」じゃないから。 ・・・とか、そんな感じ。なんだか難しくて、意味が汲み取れないでいました。


デンマーク語タイトルをあえて日本語に直訳すると、「風が旅立つ時」みたいな感じ。「風が吹く」ではなくて「風が立つ」というイメージも醸し出してる。

なんか、日本語よりも何を言わんとしているかわかるっ!!半年以上勉強した甲斐があったじゃないか!!!と思わずニンマリしてしまいましたよ(笑)

帰宅してから調べてみたら、ここで使っている「ぬ」は否定形じゃないんですね。完了の助動詞「ぬ」ということで、タイトルの意味としては

風が立った(風が吹いた)

ということになるようです。(ああ、日本語文法難しい。)

でも「風が立った」という、文法的には完了の言葉をそのまま訳すのではなくて別の視点で見つめ直した感じの訳し方が素敵だなあと思った次第です。

この訳をした方は、ジブリ映画のデンマーク語翻訳を全てしている他、黒澤明監督の「7人の侍」や村上春樹の「ノルウェイの森」も翻訳された方だそうです。最近、魔女の宅急便の名シーン(*1)のデン語を録音して真似してみたりしている私にとっては、「あ、いつもお世話になっております」という感じ(^〜^*)

(*1) キキが飛べなくなって、ウルスラにアドバイスをもらっているシーン

ちなみに「風立ちぬ」の英語版はThe Wind Rises
これまた、単に風が吹くというだけじゃなくて「風が立つ」というイメージですね。

翻訳って奥深いわぁ。

2014-03-30

春到来♪ということで海に出かけてみる

デンマークも春到来。
今日はAmager(アマー)ビーチに出かけてきましたよ。
青く澄んだ空と海と、春の土曜日を楽しむ人々を撮ってきました。

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2013-12-09

デンマークで楽しむクリスマス|グルッグ Gløgg (ホットワイン)

gløgg

クリスマスのドリンクといえばgløgg(グルック)。

クリスマスシーズンには、デンマークだけでなくて、スウェーデンやノルウェーなど北欧諸国やドイツでも飲まれているそうです。ちなみにスウェーデンやアイスランドではglöggと表記します。デンマークでは「oの上に点々」のアルファベットがないので、gløgg。

赤ワインをいろんなスパイスと一緒に温めて飲むもので、寒い冬ならではのドリンクです。私も東京にいた時にどこかのクリスマスマーケットで一度飲んだ記憶があるものの、デンマークで飲むのは初めて。

お店に行けばgløggが飲めるし、スーパーにもこの時期にはgløggのボトルがたくさん並んでいるんだけど、せっかくなので手作りで。
彼が参考にしていたデンマーク語のレシピに、スターアニスを加えて作ってみました。

材料
赤ワイン 2.5L
(A)レモンの皮 幅1cm x 5cmくらいに切ったものを3枚程度
(A)オレンジの皮(2個分)
(A)オレンジの絞り汁(2個分)
(A)シナモンスティック 2本
(A)クローブの実 4つ
(A)スターアニス 3つ
レーズン 100g
アーモンド100g
蜂蜜(飲むときにお好みで加える)

作り方
材料さえ揃えばあっという間にできちゃいます^^
というわけで、まずは材料の準備。オレンジとレモンの皮は白い部分も丁寧に取り除きます。アーモンドは30分〜1時間程水に浸してふやかし、皮を剥いて使います。オレンジを絞ります。

jule glögg
クローブ(右下)はデンマーク語ではneliker。オーブン料理にもよく登場するスパイス。
材料が揃ったら、500mlの赤ワインと(A)の材料を鍋に入れ、中火にかけます。フツフツと泡がたったら弱火にし、そのまま10分煮ます。スパイスや柑橘類の香りを、この500mlの赤ワインに移すステップです。
jule glögg
沸騰させないように、弱火でコトコト。10分でしっかりとスパイスの香りが移ります。
10分経ったら火を止めて、一度漉します。

jule glögg
スパイスと柑橘類の役目はここで終了。 

香りが移った赤ワインを鍋に戻し、レーズンと皮を剥いたアーモンドを加え、残りの赤ワインを加え、再度温めていきます。今度は中火でしっかりと。沸騰直前まで煮てアツアツになったら出来上がり。

jule glögg
  
シナモンスティック(新しいものね)とスターアニスを飾って完成です。
jule glögg
本当はオレンジの皮も飾るといい感じ。今回は全て煮てしまったのでシナモンとスターアニスだけで^^;

そのまま飲んでも、お好みで甘みを加えてもいい感じ。コップに入れた後、蜂蜜をスプーン1杯加えてあげると味がまろやかになってオススメです。

スパイスの香りでクリスマス気分上々、身体もポカポカ温まるGløgg。
飲み過ぎ注意なほど、美味しいドリンクです :)