2011-09-01

やりたいこと、その2。

昨日は、私がこれからやりたいことの1つ、「一般家庭の夕飯体験~夜ごはんだけの ホームステイ~ 」を紹介させてもらいました。

完全に個人の動きなのに、協力するよーと言ってくださる方や、素敵な企画!と言ってくださる方、「こういうのもアリなんじゃない?」と早速めちゃめちゃ参考になるご意見もくださる方がいて、本当に嬉しいです^^ありがとうございます! Mahalo!!

昨日のエントリーで、これからやりたいことその1を紹介させてもらったので、今日はその2を紹介させてください。
こちらにも共通するのは、「インバウンド」と「お料理」というキーワードです。

以下の2つの問題意識から、 料理教室ではない、誰でも気軽にお料理を楽しめるお料理プログラム、和kitchenの開催を考えています。

和キッチン

1. 日本に旅行に来る外国人が、「リアルな日本の食」を作ってみるチャンスがない。


現在、日本に旅行者として来る人は年間で700万人〜800万人ほどですが、その中にはお料理が好きな人もたくさんいるはず。

彼らが日本を旅行する際には、当然「日本にはどんな食材があるのか」「普段、日本人はどんなものを食べているのか」「どんな調味料があって、どう使うのか」など知りたいことは山ほどあるのではないかと思っています。

でも今は、彼らが実際に日本へ来たところで、レストランで食事をすることはできても、残念ながら上記のような「リアルな日本の食」を自分で作る体験ができません。

というわけで、インバウンド向けに彼らが日本の家庭料理やキャラ弁など「リアルな日本の食」を実際に作ってみることができる場、英語で開催されるお料理体験プログラムを定期的に実施したいと思い、準備を始めています。

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そしてもうひとつの問題意識。

2. 親しい人と一緒にお料理をすることはとても楽しい。

経験済みの方にはわかってもらえると思うのですが、親しい人とワイワイみんなで一緒にするお料理は、1人でする毎日のお料理と全く別の種類の楽しさが存在します。

これは、毎日お料理する人、普段はお料理しない人どちらにも当てはまる楽しさです。

にも関わらず、例えば友達数人が集まってお料理をしたいと思っても、実際には事前準備に時間がかかったりスペースの問題が常にあります。
 
また、友達と一緒に料理教室に通うという選択肢も、安くないお金を払って毎月定期的に通うのはハードルが高く、「お料理はある程度できるから、わざわざ料理講師に教えてもらう必要はない」という人も大勢います。

そうなると、実は「みんなで作る」楽しさを知っている人は少ないんじゃないか、と思っているのです。

というわけで、この2つの問題を解決できるようなお料理プログラムを作ることにしました。

和キッチン


どんなプログラム?

みんなでお料理することを、純粋に心から楽しめます。

 プロの先生に教わって料理の腕を磨くことが目的の料理教室ではありません。
誰かと一緒にお料理をする行為、そのものを楽しむ事が目的のプログラムです。
 お料理をするための準備に手間や時間をかけることもなく、旅行中でも平日の会社帰りでも友達と一緒にお料理を純粋に心から楽しむことができます。
クッキングガイドがサポートします。

 大勢でお料理をする為には、材料や道具の準備とお料理中の進行役が必要です。
「クッキングガイド」はお料理の先生ではなく、あくまでも参加者のみなさんのサポート役。事前に英語や日本語のレシピ、材料、道具一式の準備をします。またお料理中は参加者のみなさんそれれぞれの作業がスムーズに進むよう、レシピに沿ってアシストをします。
日本語か英語を選べます。

 プログラムは日本語で開催される日と、英語で開催される日があります。
どちらでもお好きな言語で参加することができます。英語でのプログラムには、日本に旅行で来ている外国人も多く参加しますので、彼らとコミュニケーションを取りながらお料理を楽しむことができます。(将来的には、中国語と韓国語でも開催を予定しています)


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例えば女子会や男子会。
例えばお料理デート。
そして訪日客の、旅行中に参加するプログラムの1つ。

そんなシーンで、外で食べる夜ごはんの代わりに、「誰かと一緒に料理を楽しむ」日があってもいいんじゃないかな、と思っています(^〜^)(・・・男子会って言うかな?)

そして、<日本にいるお料理好きな人>と、<お料理が好きな訪日旅行者>がこの和kitchenで一緒にお料理をすることで、新しい価値も生まれるかも!とも思います。

新しい価値とは

訪日客:旅の楽しみのひとつである、”ローカルと接する”機会になる

日本人:普段、”日本以外の文化”に触れる機会があまりない人は、訪日旅行者と一緒に料理をして”同じ釜の飯を食う”ことで、他の文化を持つ人に対してもっとフレンドリーに接することができるようになる。


そしてもちろん訪日客のみならず、海外から来て日本に住み始めた人にとっても、楽しんでもらえる企画かもしれないです。
(住み始めてすぐに近所のスーパーへ行っても、「はて。何を使ってどう作ろうかしら」と思うことはあるんじゃないかな、とか。)

というわけで、この和kitchen も今後、着実に進めていきたいと思っています^^

長〜い文章、読んでくれてありがとです!Mahalo!! :)