今年のデンマークはかなりお天気には恵まれている様子。7月中旬の到着から8月上旬までは青空の多い日が続き、気温も30度近くなることもしばしば。それでも日本と比べたらかなり涼しいですけれども^^; 湿気がないので、暑くても汗をかかずに快適でした。
こちらで出会うデンマーク人からは、皆さん口を揃えて
「今だけだからね!これが最高のデンマークだから。後は寒くて暗い日々が続くだけだから、今のうちに十分楽しんで!!!」
と教えていただきました。何度も何度も、それはもうしつこいくらいに(笑)
8月中旬は曇りや雨が降ったり止んだりするお天気が続き、気温も20度前後に。そうなると今度は
「うん、これが本当のデンマークの夏。」
と、デンマーク特有の皮肉的ジョークも(笑)
とはいえ、8月後半になった今、またお天気が回復して気持ちのいい日が続いています^^
さて、せっかくその短かくて貴重な夏のシーズンにやってきたので、「これはデンマークの夏っぽいね」という風景をランダムに記録しておこうと思います。
どこまでも続く畑と、Vestasの風車
まずは首都/コペンハーゲン以外の風景。
コペンハーゲンから出ると、田舎の風景はこんな感じ。大きな山が全くない(デンマーク最高峰の山は標高170mくらい)ので、どこまでも続く畑、畑、畑。
そして風力発電用の風車をよく見かけます。
牛、馬、羊
牛と馬、そして羊が放牧されているのもよく見かける風景。
BBQ! BBQ! BBQ!
マイBBQを持ってない人なんていないんじゃないかと思うくらい、近所をお散歩してもBBQセットだらけ。一軒家のおうちでも、マンションのベランダでもよく見かけます。そしてマンションの場合は、そこに住んでいる人共有のBBQセットもあったりして。自由に、思い立ったときに「よし!焼こう!!!」ってできるの、やっぱりいいですよね☆
とりあえず外!
この写真は、週末に公園でchiloutミュージックを楽しもう的なイベント。カップルも家族連れも友達同士でも、とりあえずみんなで外に出てゆっくりしよう!!という空気満載です。そして確かに気持ちいい!日も長いので、ビールやワイン片手に外に出たくなります。(今もこのブログ、外で書いてるしw)
「今のうちにビタミンDを太陽から出来るだけ取り込んでおかないと、暗くて長い冬になってビタミン剤飲まなきゃいけなくなるからね」っていう切実な理由もあるかも?(笑)
誕生日、と言えば国旗
デンマークは国旗大好きな国だな〜って、来る度に思います。私は8月が誕生日なので、今年の夏もデンマーク式にお祝いしてもらいました^^誕生日当日は、デンマークの旗がいたるところに飾ってあるので、見知らぬお家でも大量の旗があれば「お、誕生日だね」って一目でわかります。朝ご飯のパンに旗をたててくれるのもデンマーク式。
なんかまだまだたくさんありそうだけど、ひとまずのデンマーク風景でした♪
2013-08-25
2013-08-24
デンマーク最古の街、リーベへ
Jutland半島の西にあるHenneというエリアに数日滞在している間、デンマーク最古の街、リーベ(Ribe)へ行ってきました。Henneからは車で1時間くらい。コペンハーゲンからだと車で3時間半ほど西に走ります。
ここはデンマーク最古の街と言われているそうで、その歴史は8世紀まで遡るそうです。
大きな地図で見る
街の端まで数十分あれば歩けてしまうほどの、小さな街。観光客がとても多いのはその街並に立つ1つ1つの建物がとても古くそして可愛らしい雰囲気だからなんだと思います。オーデンセにあるアンデルセン博物館の周りの、可愛らしい家が街全体にある感じ。そして、今も普通にここに人が暮らしているそうです。
まずはランチから。
リーベ大聖堂の目の前にあるカフェでランチ。下の写真がリーベ大聖堂。裏から見たところですね。右側の四角い建物に、ランチ後に登りました。
ランチはSildプレート。Sild(シル)はにしんのことで、デンマークでよく食べられてます。特にオープンサンド(=スモーブロー = Smørbrød)で食べることが多いかな。よく見かけるのは甘酢漬けのSild。このプレートでは3種類のSildがあって、2種類は酢漬け、1種類は酢漬けのものをさらにフライにしたものでした。どれも紫玉葱+カレー味のタルタルソースといいコンビネーションで、ライ麦パンと一緒にいただきます。
彼のオーダーはFiskfilet。白身魚のフライです。これもデンマークの定番料理。単体でも、オープンサンドでもよく登場します。
カフェは11:30からランチスタートだったみたいで、私たちが一番のり。ゆっくりとランタイムの後は、いよいよリーベの街を散策。
リーベ大聖堂の目の前にあるこの建物。遠くから見ると、「HOTEL」としかわからないのですが、
この建物、昔は刑務所だったそうです。黒丸の中には「Den Gamle Arrest(=古い刑務所)」の文字。
街のど真ん中に位置するこの場所に刑務所があった、ということに少し驚きだったんですが、「悪いことしたらこうなるよ」という見せしめのため?ということでした。
続いて大聖堂へ。この日はお天気がとてもよくて、青空と教会のコントラストも綺麗!
まずは教会の中へ。普通に人々が集まる教会としても使われているみたいですが、観光客も大勢いました。まさに観光と生活が共存している、っていう感じ。
次に見晴し塔へ。リーベの街並を一望できます。
リーベは、コウノトリが訪れる街としても有名だそうで、夏は建物の屋根にコウノトリの巣が見えるようなのですが、残念ながら今回はまったく見えず^^;
タワーからおりて、街の中を散策。家が1件1件カラフルでとっても可愛らしい!ここに人が住んでるということを、忘れてしまうくらいです。
お決まりの地ビール。Ribeのビールが4種類と近くのFanøという島の地ビールが置いてました。デンマークは本当に地ビールが豊富。もちろん大手のカールスバーグやTuborgも種類が豊富。ビール好きにはたまりません(^〜^*)2本お買い上げで持ち帰ったもののまだ飲んでいないので、どんなテイストなのか楽しみです♪
観光客が大勢いる目抜き通りから1本脇道にそれると、こんな静かなお庭もありました。
滞在したのは4時間ほどでしたが、とっても可愛らしい街、リーベでした!
ここはデンマーク最古の街と言われているそうで、その歴史は8世紀まで遡るそうです。
大きな地図で見る
街の端まで数十分あれば歩けてしまうほどの、小さな街。観光客がとても多いのはその街並に立つ1つ1つの建物がとても古くそして可愛らしい雰囲気だからなんだと思います。オーデンセにあるアンデルセン博物館の周りの、可愛らしい家が街全体にある感じ。そして、今も普通にここに人が暮らしているそうです。
まずはランチから。
リーベ大聖堂の目の前にあるカフェでランチ。下の写真がリーベ大聖堂。裏から見たところですね。右側の四角い建物に、ランチ後に登りました。
ランチはSildプレート。Sild(シル)はにしんのことで、デンマークでよく食べられてます。特にオープンサンド(=スモーブロー = Smørbrød)で食べることが多いかな。よく見かけるのは甘酢漬けのSild。このプレートでは3種類のSildがあって、2種類は酢漬け、1種類は酢漬けのものをさらにフライにしたものでした。どれも紫玉葱+カレー味のタルタルソースといいコンビネーションで、ライ麦パンと一緒にいただきます。
彼のオーダーはFiskfilet。白身魚のフライです。これもデンマークの定番料理。単体でも、オープンサンドでもよく登場します。
カフェは11:30からランチスタートだったみたいで、私たちが一番のり。ゆっくりとランタイムの後は、いよいよリーベの街を散策。
リーベ大聖堂の目の前にあるこの建物。遠くから見ると、「HOTEL」としかわからないのですが、
この建物、昔は刑務所だったそうです。黒丸の中には「Den Gamle Arrest(=古い刑務所)」の文字。
街のど真ん中に位置するこの場所に刑務所があった、ということに少し驚きだったんですが、「悪いことしたらこうなるよ」という見せしめのため?ということでした。
続いて大聖堂へ。この日はお天気がとてもよくて、青空と教会のコントラストも綺麗!
まずは教会の中へ。普通に人々が集まる教会としても使われているみたいですが、観光客も大勢いました。まさに観光と生活が共存している、っていう感じ。
次に見晴し塔へ。リーベの街並を一望できます。
リーベは、コウノトリが訪れる街としても有名だそうで、夏は建物の屋根にコウノトリの巣が見えるようなのですが、残念ながら今回はまったく見えず^^;
タワーからおりて、街の中を散策。家が1件1件カラフルでとっても可愛らしい!ここに人が住んでるということを、忘れてしまうくらいです。
お決まりの地ビール。Ribeのビールが4種類と近くのFanøという島の地ビールが置いてました。デンマークは本当に地ビールが豊富。もちろん大手のカールスバーグやTuborgも種類が豊富。ビール好きにはたまりません(^〜^*)2本お買い上げで持ち帰ったもののまだ飲んでいないので、どんなテイストなのか楽しみです♪
観光客が大勢いる目抜き通りから1本脇道にそれると、こんな静かなお庭もありました。
滞在したのは4時間ほどでしたが、とっても可愛らしい街、リーベでした!
2013-08-02
デンマークでの気づき
デンマークに住み始めて3週間。
毎日電車で移動したり自転車で街中を走ってみたり、スーパーで買い物したりと普通の生活をする中で気づいた気づきをランダムに書いてみます。
赤ちゃん連れのお母さんが多い。お父さんも。
日本でもいろいろ種類はあるけど、何しろブランドごとに同じパックに入っているので、どれを選べばいいのかかなり迷います。
どうやら種類によって色分けしてあるようなので、早く上手に使い分けできるようになりたいなーと思うところ。
シャンプー < ボディーソープ
毎日電車で移動したり自転車で街中を走ってみたり、スーパーで買い物したりと普通の生活をする中で気づいた気づきをランダムに書いてみます。
赤ちゃん連れのお母さんが多い。お父さんも。
これは以前から思っていたことなんだけど、コペンハーゲンは赤ちゃん連れのお母さんをよく見かけます。出生率が高いのかな?
電車の中に大きなベビーカーもなんなく入れるスペースがあったりするので、日本と比べて外に出やすいということがあるのかもしれません。もしかしたら日本では赤ちゃんとは車で移動することのほうが多いから、外であまり見かけないだけなのかな?
ホットカフェオレもグラスで
本当にランダムなエントリーだけども(笑)
確か、2009年に初めてデンマークに来たときに、「カフェオレは最近流行りだした」って聞いたような覚えがあるカフェオレ。お店でカフェオレを注文すると、ホットでもアイスでもグラスに注がれて出てきます。
デンマークだけなのか、他の国でもそうなのかよくわからないんだけど、ちょっと飲みにくいのは間違いないですね^^;
牛乳の種類が多い
スーパーネタです。
牛乳の種類が半端なく多くて、さすが酪農国。
脂肪分0.1%のskummetmælk、0.5%のminimælk、約1,5% - 1,8%のletmælk、3.5%以上のsødmælk、製造方法が異なるkærnemælk、tykmælk、piskeflødeがあって、それぞれ用途によって使い分けするみたい。もちろん好みもあるそうです。日本でもいろいろ種類はあるけど、何しろブランドごとに同じパックに入っているので、どれを選べばいいのかかなり迷います。
どうやら種類によって色分けしてあるようなので、早く上手に使い分けできるようになりたいなーと思うところ。
かなり細かい話だけど、シャンプーやコンディショナーで大きいボトルが見当たりません^^;日本ではいわゆる普通の、ポンプ式のシャンプーとか見つけられなくて。小さめサイズばかりです。
で、逆にボディーソープは大きいボトルがたくさんありました。
スーパーとかドラッグストア的なお店とか、いくつかのぞいてみたんだけど、どこもそんな感じで。なんでだろう?
魚が少ない
これもけっこう意外だったんだけど、魚を売っているのをほとんど見かけません。特にスーパーでは、白身魚の切り身やサーモンの切り身は時々見かけるんだけど、ほとんどは冷凍されていて。
他にも、北欧でよく食べられているニシンの酢漬けやアンチョビは瓶詰めになってよく売っているんだけども。
白身魚やサーモンは、フィスケフィレというお料理があるのでよく使われるんだと思うのですが、それ以外の生の魚丸々一匹とか、スーパーでは見た事がありません。前に行ったトーヘルンで魚屋さんで売ってるのを見たくらい。
他にも、北欧でよく食べられているニシンの酢漬けやアンチョビは瓶詰めになってよく売っているんだけども。
お店で食べた、ニシンの酢漬け |
白身魚やサーモンは、フィスケフィレというお料理があるのでよく使われるんだと思うのですが、それ以外の生の魚丸々一匹とか、スーパーでは見た事がありません。前に行ったトーヘルンで魚屋さんで売ってるのを見たくらい。
デンマークに来る前は、「周りは海に囲まれてるから、魚介類は豊富でしょう?」って聞かれることが多かったんだけど、これは見事に違いました。
どうやら昔は、魚は貧乏な人が食べるもので一般的ではなかったとの事。最近になってSUSHI が流行ったり魚が見直されて、食べる人が多くなってきてはいるけど、まだまだあまり一般的ではないみたいですね。