2012-11-30

Nagomi Visitをはじめたきっかけ

最近、ありがたいことにNagomi Visitに関してインタビューをしていただく機会が増えました。自由大学の卒業生としての紹介、ニュージーランドのトラベルライターによるインタビュー、そして今週もひとつ。

世の中にたくさんあるインタビュー同様に、最初の質問ではよく「Nagomi Visitをはじめたきっかけは?」と聞かれます。他の方のインタビュー記事を読むと、この質問に対しての答えは明朗快活で思わず「なるほど~!」と感心したりするポイント。(もちろんインタビュアーの方の編集力がすごいということもあります。) で、私もせっかく頂く機会なので、「こういうきっかけで、Nagomi Visitをはじめたんです!」とズバっとわかりやすく答えたいな~と思い、どうお話するべきかいろいろ考えてみたりするのですが、どうしても毎回、説明が長くなってしまいます^^;

というのも、実際のところ、Nagomi Visitはある日突然思いついたことではないだけに、コンセプトやアイディアの根っこにはこれまでの自分の経歴や考えてきたことなど、いろんな要素が絡み合って出来上がっています。

いえ、私の場合というよりアイディアってそういうもんですよね。でもズバっと表せるほどにはまだ整理しきれてなくて。

「きっかけ」と言っても要素をひとつひとつをお話しないとなかなか伝わらないんじゃないか、とか思ってしまい、それが結局長ったらしい説明になってしまったり、しかも話してる途中で自分でも冗長すぎることを自覚して、変に端折ってしまったりして。あまりうまくお話できてないなーと反省することが多いです。

というわけで、自分の頭の中の整理もかねて、その「要素」をブログに残しておくことにします。

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2011年の9月に運営をはじめたときに、一番強く想っていたのは「日本に旅行でやってくる人たちに対して、エキサイティングなプログラムを提供したい。それも低価格で。」ということでした。なんでそう思っていたのかは、まさに私自身のそれまでの経験が元になっていて、まとめると4つの背景があります。

背景その1)「自分ごと」としてビジネスの仕組みを考えるのが好き。

これはもう、そういう趣味なんですとしか言いようがないのですが、アイディアを1人でブレストすることが好きです。「もしこういうサービスがあったら、自分だったら絶対に使う」とか思いつくと、サービス内容や価格、実現のためのオペレーション方法など細かーく細かーく、寝る間も惜しんで考え始めます。コンセプトや集客方法はもちろん、そのアイディアが何かを売るお店であれば立地も考えるし、人員計画(自分がやるのか、人を雇うのかとか)も。言ってみれば妄想ゲームだけど、すごく楽しい趣味なのです(笑)

どのアイディアにも共通してるのは、自分がそのサービスを使いたいと思うかどうか。
当然、途中で「あ、こりゃダメだね」とうまくいかないことがイメージできた時点で熱は冷めるのですが、Nagomi Visitも、最初はこういう1人ブレストから始まったアイディアです。
直接的な経験としては、(彼の実家がある)デンマークに初めて行ったときに、彼の家族の家や友達のおうちで、ごはんをごちそうになりながらお話をしたことがヒントになっています。それまでヨーロッパに行ったことがなかった私にとっては、(彼氏の実家に初訪問ということを差し引いても)ものすごくエキサイティングなことでした。キッチンにある器具や食器、そして料理も、その食べ方も。いちいち自分の普段の生活とは違っていて、見るもの食べるもの全てエキサイティングでした。

そしてこれは、たまたま家族がいるからこそできたことですが、知り合いがいない限りなかなかできることじゃないよねと思ったのが、Nagomi Visitの妄想ゲームスタートの瞬間です。

ただ、そもそもなんで観光なのか、そして訪日旅行者向けなのか、という部分はさらに過去の経験が元になっています。

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背景その2)観光の現場で実感した2つのこと

・目的がある旅は楽しい
・個人旅行では手配できない価値がある

高校2年生の冬、17歳のときに立教の観光学部を受験することにしました。理由は単純で、経済学部とか法律学部とか一般的なのよりは、ちょっと変わった学部のほうが面白いと思ったから。

2000年に入学したときは他にほとんど存在しなかった観光学部も、この10年で今や乱立状態。03年から始まったビジットジャパンキャンペーン、観光立国基本法の制定や観光庁の設置、そしていろいろ右肩下がりなことが多い今の日本で、観光が数少ない「成長分野」と捉えられていることを考えると、17歳にしてはなかなか社会の需要を先取りした、ナイスチョイスだったんじゃないかと思ったりしています(笑)

とは言っても、私が「観光に関わってきた」と実感しているのは実は大学が主な理由ではなく、大学生活の4年間にスキューバダイビングのインストラクターとして観光客相手にバリ島で活動した経験と、国内のバスツアー添乗員として仕事をした経験によるものです。

バリ島でのお客様は日本人観光客が9割で、ハネムーンのカップルや卒業旅行の大学生などなど。時々オーストラリアやヨーロッパからのお客様もダイビングをご案内しました。オランダから1人旅で来ていた60歳女性に、ダイビング講習をしたこともありました。その他、ダイビングはなしでいわゆる観光地を巡るだけのお客様をご案内することもあったのですが、私がバリでの経験で感じていたのは、「ダイビングをするっていう目的を持って旅行に来てる人のほうが、単純に「何か面白いもの見たい(から有名観光地に行く)」という人よりも、何倍も楽しそうということ。

同時に大学の「観光行動論」という授業でも、旅行者の旅に対する成熟度合いが進むに従って、ただ見るだけの観光形態(有名観光地を回るタイプ)→目的を持った観光形態(○○をするとか、どこどこに泊まるとか)に変わっていくという話があったので、「そうか、これからは目的を持って旅をする人がどんどん増えるのね」と思っていました。

大学生特権の、長―い夏休みと春休みはバリ島でしたが、授業があるときはもちろん日本にいて、土日にはバスツアーの添乗員をしていて、日帰り、宿泊含めてトータル100回以上のツアーに添乗しました。自分の親と同じくらいか、それ以上の年代の、50+代おじさまおばさまが主なお客様でした。

1回の添乗で45人乗りバス満員のお客様相手に早朝6時から夜10時頃までずっと一緒にいて仕事をしたことは、ビジネススキルとしての「柔軟な対応力」を鍛えるかっこうの機会だったな~と今になって思います。当時は自分自身が楽しかったからやっていたことですが、それこそいろんなタイプの観光客がいて。

中には「これぞクレーマー」みたいな、朝いちからなぜか機嫌が悪くていちいち文句を
言ってくるおじさんや、高速の渋滞に巻き込まれているのに「子供がトイレ行きたい」的な無理難題を相談してくるお母さんもいたし。そもそも時給換算したら完全に割に合わない仕事だったしキツイお客さんの一言には溢れる涙を隠すためにバスの最前列で上を向いて涙を我慢したこともありました(笑)

でもいろんなタイプのお客さんがいるということに慣れて、何があっても笑顔で対応できる図太さを持ち合わせて仕事をする能力が身についたので、学生時代に経験できてよかったと思っています。

ちょっと観光から話がそれましたが^^; 
この団体バスツアー。添乗員としての仕事は面白かったものの、自分が旅行する場合には何から何まで旅行会社にお任せの団体ツアーに参加するのは面白くないなと感じていました。ただ一方で、第三者が提供するサービスがあってはじめて旅行者が楽しめる事もある、と身をもって感じたことも事実です。例えば田舎の、絶対にHPとか持ってなさそうな農園で旬のフルーツ狩りをすることなんかは、やっぱり個人旅行では手配できないことだったりして。全部お任せはつまらない(と、私は思う)けど、個人で手配できないことを提供する価値ってあるよね、と思っていました。

というわけで、学生時代の4年間の経験から「旅行者にとって、目的のある旅は楽しい」ということと、団体旅行よりも個人旅行のほうが楽しいけど、個人で手配できないことを代わりにしてあげることには価値があるということがわかりました。これが机上の理論としての知識ではなくて、実際に汗水垂らして(あと涙もw)得た感覚だからこそ、今も仕事をする上での根っこになっていると思っています。

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背景その3)インバウンド(訪日外国人市場)との関わり

上記の通り、観光の現場にどっぷり浸かっていた4年間だったので、卒業後一旦都内の企業に勤め始めてからも、例の妄想ゲーム(1人ブレスト)は観光に関わるビジネスアイディアが多かったです。また、上記2つの気づきから、「個人旅行者が目的のある旅をする中で、個人ではなかなか手配できないこと」に自ずと焦点が定まり、また自分が日本にいたことで「日本に来る旅行者にとって、何がエキサイティングな目的となり得るか」ということがアイディアのポイントになっていました。そしてもちろんその頃、VJCが始まり今後本格的に訪日外国人市場が盛り上がりそうだという外的環境があったことも確かです。

そうは言っても最初にお話した通り「自分ごと」としてアイディアを組み立てるので、旅行中に自分が最もエキサイティングだったことは何か、というところから1人ブレストは始まります。

ほとんどは途中でボツるのですが、その中で最もいいセンまでいったアイディアは、「訪日旅行者が着物変身体験ができるお店(写真撮影付き)@浅草」。これも元々は、沖縄で民族衣装を着て写真を撮る機会があり、自分の中ではそれまでの旅行体験の中で1位2位を争うほど楽しかったことがヒントになっています。2006年の6月に考えていたことでした。このときは、実際に同じようなサービスがあるかどうか、競合調査もしたし(当時はなかった)浅草でやりたいと決めて、実際にどこでお店ができるのかを探るために、浅草を歩き回ったりしました。

このアイディアはもう完全にうまくいくと確信していたのですが、どうしても当時の1人ブレストで行き詰ることがありました。それは"どうやって集客するのか」ということ。訪日外国人をターゲットにしたビジネスの仕組みをまったく知らなかったので、日本を旅行する外国人も「地球の歩き方」の英語版とか参考にしてるんだろう、それに情報が載れば集客できるかな?どうかな??程度のイメージしか浮かびませんでした。

何はともあれ、その「英語版 地球の歩き方」がなんなのかを調べるためにYahooに打ち込んだのが「japan guide」というキーワード。

そこで初めてジャパンガイドの存在を知り、その時点で既に相当量の日本観光地情報が発信されていて圧倒されました。そしてすぐに、日本の企業が総広告代理店をしていることがわかり、これは訪日旅行者市場について知るための最短近道だと感じ、とりあえず着物変身ビジネスは保留にしてジャパンガイドを発見した翌週にはその会社に履歴書を送っていました。当時、別に転職活動をしていたわけでもなかったのに、すぐに行動に移せた自分には感謝してます。(変な言い方ですが(^^;;
そしてさらに、その企業もジャパンガイド担当者を募集していなかったにも関わらず、迎え入れてくれたことは本当に感謝しています。


背景その4)ジャパンガイドを通した経験とわかったこと

そんなわけで、2006年の秋からジャパンガイドの担当者として仕事を始め、広告営業が私のミッションになりました。インターネットも広告についても全くの素人だった上、数年間は担当者1人の状態だったので、言葉通りがむしゃらに仕事をしました。媒体資料の作成を試行錯誤し、新しい広告枠を開発し、事業に必要な大小様々な仕組み作りを任せてもらったことは本当にいい経験です。
特に07年頃から、国内でも本格的にインバウンド熱が高まり、大手の旅行会社や航空会社、国としてのプロモーションに至るまで、いろいろなインバウンド向けPRの企画提案をし、訪日旅行者をどう集客するのかという点でこれ以上ないほどの経験を繰り返しました。

そのなかには、もちろん個人旅行者が楽しむためのアクティビティもたくさんあり、ついに大手旅行会社さんから着物変身体験も打ち出されました。この時、"キーっ!私だって考えてたのにっ!"っていう残念な口先だけの人になりかけたのはすぐに想像していただけると思います。(笑)

だけど、こういう個人の旅行者が楽しめる系の体験プログラム、実はあまりうまくいってないことも見てとれました。体験自体はエキサイティングだけど、あまり売れてるように思えなかったです。

なぜか、という理由は旅行者側から見るとけっこう明確で、"料金が高いから"だと感じました。大手旅行会社の商品なので、かかるコストを考えれば当然の料金設定です。それでも2-3時間のプログラムで10,000円以上するのは、一般の個人旅行者にとっては高すぎるんじゃないか、というのが私の率直な感想でした。

そこから出た自分なりの結論は、大きな組織では旅行者にとってエキサイティングな価値を提供できても、それを低価格で打ち出すのは難しいということ。逆に、個人や小さな組織であればコストを圧縮できるので低価格でも実現できるんじゃないか、ということでした。

この4つの背景があり、2011年のはじめに、そろそろ初心に戻って本当にやりたいことをしようと思ったときに始めた1人ブレストでは、"個人旅行者が目的のある旅をする中で、個人ではなかなか手配できないことを、低価格で提供する"ということにポイントが絞られました。そこに自分にとってエキサイティングだったデンマークでの経験が加わって、今のNagomi Visitのコンセプトを思いつき、行動に移した、ということです。

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Nagomi Visitを始めたきっかけを聞かれたら、答えたいのはこういうこと。

とりあえず整理できたので、これからはこの話を1分でまとめられるように訓練したいと思います。(笑)

2012-11-13

タイの思い出。

週末に、グリーンカレーペーストを大量にゲットしたので早速作りました!
辛さもなかなかの、本格的な味で嬉しい(^_^)☆
タイ料理はこのグリーンカレーもパッタイも、ガッパオも大好き♪タイ料理屋さんに行くのも好きだし自分で作るのも好きです。

で、昔タイに二週間滞在したことを思い出して、懐かしいので振り返ってみたいと思います。

21歳になりたての夏に、ダイビングのインストラクター試験を受けに、タイのタオ島という所に行きました。

当時は、ダイビングのインストラクターになる!!っていうそれだけの目的で行ったので、タイごはんを全然満喫してなかったことが今さらながらかなり悔やまれますσ(^_^;)

お手伝いしていたバリのダイビングショップから直接バンコクへ行き、バンコクの空港に到着後、一度タクシーでカオサン通りにあるショップに行って試験の手続きを済ませて、そこからトゥクトゥク(だったかな?人力タクシーみたいなの)を値切って乗って大きな駅に向かい、寝台夜行列車に乗りました。

夜行ということで、一応カーテンでしきられたベッドに飛行機で拝借したブランケットに包まって寝てたんだけど、途中でお手洗いに行こうと隣の車両に行ってみると超ーー満員で。列車の地べたに直接座る人々で溢れてました。

朝方、今度はタオ島行きの船が出る港近くの駅で下車して、そこからさらに1時間半くらい、やたらと激しく揺れる船でタオに向かいました。
うーん、今考えるとなかなかハードなことしたな(^^;;
でも決して清潔とは言えない夜行に乗って普通に寝られたり、船酔いも全くなく楽しめてた当時のタフさには感謝。あの頃の自分があっての今だなあと思います(^_^)☆

タオ島滞在中は、朝から夜までインストラクターになるための講習を受ける予定だったので、ショップから歩いて10分くらいの部屋を借りて、1人で住んでました。

ベッドがひとつとシャワーがあるだけのほとんど掘っ建て小屋だったけど、私にとっては実はこれまでの人生で唯一の1人暮らし体験(笑)通りから10mくらい、草むらを歩いて部屋の入口があったんだけど、夜になるとそこらじゅうからウシガエル(サイズ大きめ)の大合唱が聞こえてきていて。
夜は当然真っ暗だったので、10m歩く時に一度もカエルを踏まずに過ごせたのはある意味奇跡的です。(笑)
でも一度、部屋のシャワーの排水溝にウシガエルがデデーーーンといらっしゃった時はさすがにどうしようもなくて、近所に住んでるイントラ仲間に助けを呼びました(^^;; なんでも、住み始める前に茶こしで排水溝をふさぐのは常識だったそうです。

タイに行くまでは、バリ島でお客様とローカル屋台に行ってビール片手にカエルの唐揚げをつまんで、"意外とあっさりしてて、鶏肉みたいでいけますよね♪"とか言いながら普通に食べてたんだけど、タイから帰国後のバリでさすがにそれはできなくなりましたσ(^_^;)

この時の二週間は、とにかくインストラクター試験第一で、その後日本に帰国したらすぐに旅行主任者試験も控えているダブル受験生状態で。(受験と言ってもイントラ試験のための講習は、半分は海やプールの中で教えるための実習だったけど。)
なので、他のことを楽しむ余裕がなかったし、そもそも全然考えてなくて。

そんなこんなで、タイ滞在中に一番食べてたものと言えば、セブンイレブンのホットドック。
部屋からショップに歩いて行く途中にあったセブンイレブンで毎朝買って歩きながら食べてたホットドックが一番印象に残っているという、しょうもない記憶です(^^;;

お店のタイ人お兄ちゃんが、毎朝"コップンカー"って言ってくれて。ホットドックに好きな具を自分で入れてお会計する、セルフサービスのホットドックでした。

むむー。今思い出すとほんとにもったいないわー。もう一度、今度はごはんを満喫しにタイに行きたい!

2012-10-24

デンマークの食③〜JOE AND THE JUICE〜

今回デンマークに行ったのは2年ぶりなんですが、前回行ったときには見なかったお店があって。

ジュース屋さんです。かなりいろんなところに出店してて、空港にもあったしコペンの街中でもよく見かけました。

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注文すると目の前で果物からジュースを作ってくれるタイプの、いわゆるフレッシュジュースのお店です。
そして店員さんが、みんな若いイケメン集団。
店内の音楽もノリノリな雰囲気で、店員さんもその音楽にノリながら仕事してるっていう感じ。

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なんか、この写真は空港のJOE AND THE JUICEで、たまたまなのかもしれないけど、タイプの違うイケメンを揃えてる?そういう戦略??他の店舗もそうなのかなー。他の店舗もイケメン店員さん集団かどうか、確認しに行ってみればよかったわ(^〜^)

このお店、内装も雰囲気も、そして店員さんも丸ごと渋谷とか新宿とかに持ってきたら、超ーーー大行列で流行ってしまうんじゃないかと思って、思わず写真に収めてしまいましたよ(笑)

あ、イケメンの話しかしてないけど、ジュースはとっても美味しかったです(笑)

りんご+にんじん+生姜のジュース。
けっこう生姜のパンチがあって、何度も飲みたくなるジュースでした。
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デンマークの食②〜スーパーマーケット Irma〜

スーパー巡りがほんとに好きすぎる!!
今回はデンマーク滞在時間が合計で2日しかなくて、いつもよりだいぶ少なかったけど、スーパーにかなり居た気がするわ^^;

Irma(イヤマ)です。他のスーパーと比べると、ちょっとお高めスーパーかな?

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いちぢく。5個で200円だと、日本と比べたらけっこう安いかも。
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スナップエンドウ。
前に彼が、デンマークでは生でそのまま食べるのが美味しいって言ってたのはこれのことだったみたい。
日本のよりはだいぶ大きいわ。
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にしんの酢漬け。
オープンサンドイッチ(スモーブロー)に乗せる具としてみんな食べてますね。スーパーでも、いろんな種類があります。どちらかというと甘酸っぱい味付けが多いような。一番最初に食べたときだけ、実はちょっと苦手かもと思ったんだけど、今はけっこう美味しい^^
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食べ物の話からいきなり靴に。おうちの中で履くスリッパとして売られてますが、こういう靴のこと、MAOSKOって言うそうです。
SKOは、シューズのこと。MAO は、毛沢東のMAOだそうで、毛沢東シューズ。
なんか日本でも作業靴みたいな感じで売ってそうだけど、毛沢東シューズとは売ってないよねーと思ってちょっと驚き。
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で、また食べ物の話に戻ります。
巻き寿司セット。このDragon Blue はアジア系の食材ブランドとしてヨーロッパではけっこう有名みたいですね。
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練りわさび。右となりは、寿司酢(米酢)。やっぱり寿司かー。
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天ぷら粉もありました。
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お米。1kgずつ売られているのが普通かな?日本のように5kgとか10kgみたいな売り方は当たり前ですがないですね^^;
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ただ、種類が多い。
日本ではお米と言えば白米と玄米、雑穀米くらいが主流かなと思うのだけど、他にもバスマティライスとかリゾット用とかいろんな種類で売ってました。
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ツナ缶。こんな可愛いツナ缶だったら、キッチンにそのまま置いておきたくなってしまうかも(笑)
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Irma は、プライベートブランド?というか。
ほぼ全ての商品に、この女の子(イヤマちゃん)のロゴマークがついているのです。街中にたくさんあるスーパーなので、日本でいうところのAeonとかになるのかな?なので、デンマーク人にとってはなんてことない普通の日常。
今回も、彼の家族に「なんでデンマークの滞在時間少ないのにわざわざIrmaに??」と言われましたけど、私にとってはかなり面白い所なのです。(^〜^)

デンマークの食①〜おしゃれ市場〜

コペンハーゲンの中心にある、新しくできたばかりのおしゃれ市場に行ってきました♪

Torvehallerne(トーヘルン)という所。

野菜もパンも、魚もお肉も、小さなお店が集まっていて、いろんな食材を売ってます^^

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ジュースなんだけど、ラベルが面白かった!
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柿。1個140円くらい。
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ほおづき。「Ananas (パイナップル)Kirsebaer(チェリー)」っていう名前だそうです。
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この後に行ったケーキ屋さんでも、このほおづきを使ったケーキがあったりしたのでちょっとびっくりして。
日本でも食用ほおづきってあるみたいだけど、私は食べたことないなー。あまり食べるものっていうイメージがないというか。彼のお母さんによると、デンマークでも出回り始めてまだ数年とのことでした。
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高級ラクリス屋さん。
デンマーク人は本当にラクリスが大好きで。大人も子供も大好きですね。
最近は、お料理に調味料として使ったりこうやってデザイン的な付加価値が付けられたりしても売られていて。人気が尽きないんだなーってよくわかります。
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真剣にラクリスを見つめる人。^^;
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南部鉄器。そしてこの和紙を貼った茶筒が1,000円くらいで売られていてちょっとびっくり。でも、グリーンティーを楽しむときのアイテムとしてはなかなか雰囲気出るのかもね^^
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お惣菜屋さんもあって、左手前から、サーモンのタルタル、エビチリ、奥がサーモンのすり身バーグ(お魚ハンバーグ)、その隣は海藻サラダ、そしてポテトサラダ。
デンマークで売られてるのってどんなお惣菜なんだろ?って思ったけど、改めて見たら意外と普通だわ♪

食材の単語はけっこう覚えてます。言葉はやっぱり、興味ないとなかなか覚えられないですね^^;
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魚屋さん。
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お魚くわえたお魚。お茶目すぎる。
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アジア系食品店もあって。枝豆セールしてました。やっぱり人気あるんだな〜
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ひじきは390円、すしのこは480円、天ぷら粉は350円。
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味噌、630円。
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トンカツソースとかおたふくソースが1,000円超えててびっくり。
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2012-10-05

ホームビジットって、どんな人がゲストなの?

先日のエントリーで、先月9月にホームビジットのゲストが100名を超えたお知らせをしたのですが、今回はその100名がどんな方たちだったのかをご紹介したいと思います!

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ゲストのほとんどが、海外から旅行で日本にやってくる人たち。
他のホームステイやホームビジットプログラムは、留学で来る人を受け入れましょうというのがほとんどなので、ここが一番大きな違いかなと思っています。

そして、20代〜30代のカップルやご夫婦、友達同士での参加、家族などほとんどが複数人数で参加されてるのも大きな特徴です^^受け入れるホストの皆さんも同じ年代の方が多いので、ホストもゲストもそれぞれご自身のライフスタイルについて話すだけでも盛り上がっているんじゃないかな、なんて想像してます^^

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ホームビジットのリクエストは世界中から毎日のように届きます。

ハンガリーの20代カップルがハネムーンで。
オーストラリアから、3人のお子さんを連れた5人家族。
またあるときは、高野山の宿坊に宿泊予定のシンガポールからの大学教授。

みなさん、「日本の家庭の味を体験してみたい!そして日本に住んでる人と話してみたい!」という方ばかりです。

ホストファミリーになると、このリクエストをご覧いただくことができるようになります。
実際に受け入れをするのは、都合が合う日だけ^^

世界中の旅人と食卓を囲むホームビジットで、グローバルを気軽に楽しむ方、増えてます:)

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ホストをするときの詳しい内容はサイトでどうぞ
もっともっと、たくさんの方にこのホームビジットを楽しんでもらえたらいいな〜と思う毎日です。

2012-09-25

ホームビジット、ゲスト累計100人超えました♪

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去年の9月から始まったホームビジット。

ちょうど1年が経った今月、参加してくれたゲスト数が100名を超えました(^^)
そしてお料理レッスン(和食、キャラ弁)への参加ゲストも加えると、ちょうど200名です☆

今年の5月に、ホームビジットのゲストが50名を、全てのゲスト合計で100名を超えたことを考えると、この4ヶ月間(5月〜9月)で参加人数は倍増したといえそうです^^

5月時点でのエントリー
祝☆和キッチンゲスト100人!ホームビジットも50人超えます

スタートした1年前には想像もできなかった、100人のホームビジットゲスト。
国別でみると、28カ国。
こんなにたくさんの人々が、日本でのおうちごはんを体験して、ホストファミリーとの時間を楽しんだんだなって考えると、改めてワオっ!って思います(^〜^*)

そして受け入れに興味を持ってくださるホストファミリーの方が増えたことも、とっても嬉しいことです。今月また1家族が増えました^^

楽しそうっ☆って興味を持ってくれたり、周りの人に広めてくれたり、応援してくださる皆さんのおかげです。いつもありがとうございます!

ただいま、「どんなゲストがホームビジットに参加したの?」っていうのを可視化しています。もうすぐ完成するので、出来上がり次第またお知らせしまーす♪






2012-09-24

フレスケスタイ:デンマークの伝統料理

2年ぶりのデンマークから帰ってきました♪

今年は、デンマーク到着後翌々日にカナリア諸島のランサローテ島に行って1週間滞在。デンマークに戻って翌日1日過ごして帰国、という日程。
デンマークにいる時間があまりなかったけど、彼のお母さんにお料理教えてもらってきましたよん(^^)

前々から、「次にデンマークに行ったら絶対教えてほしい!」と何回もお願いしていたフレスケスタイ。
冬の時期、特にクリスマスによく食べられるデンマークの伝統的なお料理です。

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調理方法は、塩を刷り込んだ豚肉をオーブンで焼く、っていうかなりシンプルなもの。
でも数年前に一度、自分でトライしてみて失敗してるので、どうしても本場の作り方を目の前で見てみたかったのです^^;

今回は、2種類の豚肉を使って教えてもらいました。

手前のは、赤身と脂身がレイヤーになっているRibbenssteg。奥のは、一番上に脂身があって赤身が固まっているSvinekam。どちらも売っている段階で既に脂身に切り込みが入れられている、フレスケスタイ専用のお肉だそうです。
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塩を刷り込んでいきます。少し温かいほうがこの作業がしやすいのよ、ということで、お料理開始前に少しだけオーブンでプレヒートしておいてくれました^^
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切り込みの中にもしっかりと塩を刷り込んだら、ローリエとクローブをはさみます。
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そしてオーブンへ。175℃で2時間焼きます。
大きなオーブン、うらやましいー!(^〜^)
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まずはグリルとヒーター、どちらも機能するモードを使うよ、って教えてもらいましたが、焼き具合の様子を見て変えていく感じ。
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あ、そうそう。今回、彼ママのおばあちゃんが作ったエプロンを貸してもらいました♪
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オーブン入れたて。
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1時間後のフレスケスタイ。ちょっとこんがりしてきます。特に表面の脂身は、塩がなじんでパチパチと泡がたっている状態。じっくりじっくりと揚げているような感じです^^
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ただ、最初のお肉屋さんが切り込みを入れる段階で、切り込みが浅いとあまりこんがりせずに脂がべっとりして美味しくなくなってしまうので、この1時間経った状態で一度外に出して様子を見ます。切り込みが足りないようならここでさらに切り込みを。
生の状態だと、かなり切りにくいので焼いてからのほうがベターだそうです。
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そしてまたオーブンで焼くことさらに1時間。こんな感じで、表面はかなりこんがり。
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今回はSvinekamのほうだけもう少しこんがりさせたいわー、とのことで、上段グリルモードにしてさらに数分焼きました。表面が平らだと問題ないけど、斜めに切ってあるお肉の場合は下にアルミホイルを丸めて底上げし、表面がパリパリになるまで焼いていきます。
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キッチン。広々スッキリきれいなのはもちろんなんだけど、毎回「いいなー!」って思うのは塩の置き方。
日本と比べて湿気が全然ないので、塩を丸出しにして置いても湿気てしまうこともなく全然問題なし。
それだけでなんか、すごくおしゃれに見える!!(気がする。)
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というわけで完成です。
表面パリパリなフレスケスタイ^^
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1枚ずつスライスしていきます。
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赤キャベツを茹でて甘酸っぱく味付けしたものと、きゅうりのピクルスを添えて戴きます!
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すごくシンプルなお料理なだけに、レシピを検索しても「塩を揉み込み、2時間オーブンで焼く」という情報しかなかったので、実際に一緒に作りながら教えてもらえて嬉しかったー!

今年のクリスマスはリベンジできそうです^^